AIGP認証試験について
試験時間と形式
- 試験時間は3時間で、途中に15分休憩を挟むことができます(受験生が選択可能)
- 問題数は100問で、すべて選択問題です
- 問題の約30 %は、AIモデルの開発や利用をテーマとした現実世界の課題を扱ったケーススタディとなっています
- 各問題は、正しい選択肢を1つ選ぶ形式です
受験準備と申し込み
- 試験に合格するには、試験範囲全体(Body of Knowledge)に精通しておくことが重要です
- 試験はIAPPストアで購入でき、購入後1年以内に受験する必要があります
採点基準
- 試験は、各問題が1点として採点され、正解または不正解で評価されます
- 未解答の問題は不正解と見なされますが、不正解に対する追加ペナルティはありません
- 試験には、85問が採点対象で、残り15問は得点対象外 (試験開発目的の問題)です。得点対象外の問題はスコアに影響しません
合格基準
- IAPP試験にはカットスコアが設定されており、これに基づいて合否が判定されます
- AIGP試験のスコアは100~500点の範囲で評価され、300点以上が合格基準です
結果の詳細
- 試験結果は、各セクションの相対スコアや内訳とともに提供されます
- すべての問題に正解する必要はなく、試験開発委員会が設定した必要な能力レベルを満たすことが求められます
AIGP試験は、AIガバナンス分野の専門知識とスキルを評価するために設計されており、しっかりと準備することで合格への道を開くことができます。
試験に合格したら
- 認定証とデジタル証明書の授与
- AIGP試験に合格した受験者には、認定証とAccredibleを通じたデジタル証明書が付与されます。これらは、通常試験合格から2週間以内に電子メールで送信されます
- デジタル証明書の管理
- 認定証は、受験者のMyIAPPアカウント内の”My Certifications”セクションからも確認・ダウンロードできます
- 認定証発行の条件
- 認定証を受け取るには、維持費または会費を支払う必要があります。これらが完了していない場合、認定証は発行されません
認定証とデジタル証明書は、AIGP資格の証明として活用でき、専門家としての信頼性を高めるツールとなります。
更新のための条件
認定の有効期間
- 有効期間: AIGP認定の有効期間は、試験合格日の翌日から2年間です
再認定の要件
AIGP認定を維持するには、2年間の有効期間内に以下の要件を満たす必要があります。
- 資格維持料の支払い
- 会員: 会員資格を維持している限り、維持料は会員特典として含まれます
- 非会員: 1資格期間あたり250米ドルを支払う必要があります
- 継続教育クレジットの取得
- AIGP Body of Knowledge (BoK)の内容に対応する継続教育クレジットを20単位取得し、その証拠を提出すること
資格失効について
- 上記の要件を満たさない場合、資格は一時停止となります
- 資格が復活するまでは、AIGP認定資格保有者として名乗ることはできません
AIGP認定取得のメリット
AIGP認定を取得することで、以下のようなメリットが得られます。
- 専門性の証明
- AIガバナンス分野での高度な知識とスキルを公式に証明できます
- キャリアの向上
- グローバルなAI規制やガバナンスに精通していることを示し、業界内での信頼性を高めます
- ネットワークの拡大
- AIGP認定保有者として、他の専門家や業界リーダーとのつながりを築く機会が増えます
- 競争優位性の強化
- AI関連のプロジェクトでリーダーシップを発揮できることをアピールでき、昇進や新しい役職獲得のチャンスが広がります
AIGP認定は、AIガバナンス分野でのキャリア発展を目指す方にとって、大きなステップとなるでしょう。
試験対策
当社では、AIGP認証試験の試験準備用に次のコースをご用意しています。
- AIGPトレーニングコース(日本語・英語対応)
- 試験合格のみならず、その先の実務にも対応できる実践的内容が身につくトレーニングです。
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